主に心臓に関わる診療を行います。

循環器内科高血圧、不整脈、心不全、心筋症、狭心症・心筋梗塞等が具体的な疾患です。 その他、高脂血症、糖尿病、肥満症などの管理も行います。
それぞれの疾患に対して、一人一人に合った治療を行っていきます。「血圧が高いかな!?」と思ったら、早めの受診・治療をおすすめ致します。

健康診断で事前に予防を

健康診断は、医師の診察や各種検査等によって、自身の健康状態を評価し、健康の保持や生活習慣病などの疾病の予防・早期発見に役立てるために行われるものです。
とくに40~75歳未満の世代は、生活習慣病を発症しやすい世代なのですが、循環器(血管)が損傷を受け続ける高血圧症や脂質異常症などの生活習慣病は、自覚症状がないのが特徴なので、放置しやすい病気でもあります。
したがって、気づいた時には合併症でもある脳卒中、狭心症や心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症などの病気を発症していたという患者様も少なくありません

ただ、症状が現れなくとも日頃より定期的に健診を受けることで発症の有無を確認することができます。
例えば、健診項目にある血圧測定、あるいは血液検査でコレステロール値やトリセグライト値の数値が基準とされる数値とは異なると医師から指摘を受けたら、これといった症状がなくても速やかに詳細な検査を受けましょう。
そして、治療や予防が必要と診断された時点で始めることができれば、生命にも影響しかねない合併症を発症させるリスクを低減させることができます。そのため、健康診断は定期的に受けるようにしてください。

青山クリニック

動脈硬化などの検査

動脈硬化とはその呼び名の通り、動脈(血管)が硬くなることを言います。
そもそも血管はしなやかで柔軟性のあるものですが、加齢をはじめ、不摂生な生活習慣(不規則で過食や偏食の食生活、運動不足、喫煙・多量の飲酒)を長きに渡って積み重ねるなどしていくと、高血圧や脂質異常症を招き、これによって血管は常にダメージを受け続けて硬直化していきます。これが動脈硬化で、さらに病状が進行すると合併症を引き起こすようになるのです。

当院では、血管(動脈)がどのような状態にあるかを調べることができる検査として、血圧脈波検査装置を用いて血管年齢がわかる検査や頚動脈エコー装置を用いて、血管(動脈)内の血流の状態(プラークなどが血管内で詰まっているか否か)を調べる検査を行っています。
なお、これらの装置にはX線による被ばくもなければ、検査時に伴う痛みなどの心配もいりません。

動脈硬化を早期に発見し、速やかに治療や予防を行うことは、合併症などの重病を予防するという面からも有効ですので、生活習慣病の患者様はもちろん、その予備軍であるとの診断を受けた方も一度、動脈の状態を調べられることをお勧めします。
そのほかにも循環器科では、心臓の病気の有無を検査する心エコー(心臓超音波)検査、24時間に渡って心電図を記録し、不整脈の原因を探るホルダー心電図などの検査も行っています。

青山クリニック

高度な検査・治療もご相談ください

また、緊急性の高い循環器疾患で、例えば急性心筋梗塞の疑いがあって精密検査が必要とされる場合は、当院と連携している病院で速やかに受けられるよう、スムーズに受診することができる体制も整備しております。