外科
当院では外科処置を行っております。
切り傷
切り傷(切創)とは、ガラスや刃物などの鋭い器物によりできた体表の傷です。切り傷は傷口が鋭く切断されており、周辺組織に「つぶれ」の無いのが特徴です。
切り傷の重症度は、損傷した組織の深さと幅によります。自分が思っているよりも深く切り、神経・腱・骨などまで損傷を受けている場合があります。血管、神経、腱の完全な断裂をきたしたケースでは、緊急に縫い合わせる必要が生じることがあります。
やけど
やけどは、日常生活において最もよく見られる外傷の一つでしょう。
やかんやポットの湯、コーヒーやお茶、てんぷら油、またカップ麺の湯などによる高温の液体によるやけどが多く、ストーブやアイロンなどへの接触によるものが、これに続きます。 やけどをしたら、水道水などですぐに冷やすことが肝心です。
これにより熱による組織損傷が深くなることを防ぐだけでなく、受傷した部位の炎症を抑え、痛みをやわらげることができます。その場合、無理に衣服を脱がず、水道水などの流水を衣服の上から直接かけます。
巻き爪
巻き爪とは、足の指にある爪の両端の先端部が、大きく内側に湾曲した状態を言います。負担のかかりやすい親指の爪が巻き爪になることが多いのですが、その他の指の爪もなることがあります。
巻き爪が進行すると、肉の部分に曲がった爪がどんどん食い込んでいき、次第に炎症や痛みを引き起こすようになります(陥入爪)。さらに、曲がった爪に巻き込まれた皮膚が化膿してしまい、歩くことが困難になるケースさえあるのです。